我が家の改修工事が始まりました。仕事優先で当初の予定から1年以上後回しになっていましたが、ついに着工です。
現在は親世帯と水回りを共有しつつ離れに暮らしていますが、さすがにキッチンがないと不便、ということでキッチンを追加します。既製のシステムキッチンではなく、厨房用シンクや大工さん手作りの台などを組み合わせたものにします。
また、今回の工事のねらいは他にも、薪ストーブの設置、DIY(左官、タイル、塗装など)、耐震改修などがあるので、随時報告したいと思います。
現場では大工さんが解体を進めています。コストを抑えるため、解体はほぼ床のみです。ただ、床下にはその家の健全性を判断する材料がたくさん詰まっており、普段生活しているだけでは分からないことが多く分かりました。例えば、床下の土が乾いていてシロアリの痕跡もほとんど無かったので、耐久性上の大きな問題は無いとひとまず安心しました。ただ、基礎の状態や筋交いの設置方法など、耐震上の問題が見受けられたので、出来る範囲で耐震性の向上を検討しています。
一般的に、小規模なリフォームに建築士が携わる場面は少ないのですが、建築士が関わる場面さえあれば、耐震補強など様々な提案が出来るのではないかと感じました。